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e-Taxで副業の確定申告をする手順 — マイナンバーカードで完結する方法

公開日: 2026年4月9日 PR含む

副業開発者ツール比較 編集部 — 副業でアプリ開発を行うエンジニア

青色申告で65万円の特別控除を受けるには、e-Tax(電子申告)での提出が必須です(e-Taxを使わない場合、控除額は55万円に減額されます)。

「e-Taxは面倒そう」という印象がありますが、会計ソフトを使えば実際の手順は意外とシンプルです。この記事では、副業エンジニアがe-Taxで確定申告を完了するまでの手順を解説します。


e-Tax申告に必要なもの

必須

必要なもの用途取得方法
マイナンバーカード本人認証・電子署名市区町村の窓口で申請(発行まで1〜2ヶ月)
スマートフォン or ICカードリーダーマイナンバーカードの読み取りiPhone 7以降 / Android(NFC対応)/ USB接続リーダー
利用者識別番号e-Taxのアカウント初回利用時にオンラインで取得可能

あると便利

あると便利用途
会計ソフト(freee / やよい / MF)申告書データの自動生成 + e-Tax送信
マイナポータルアプリマイナンバーカードの読み取り補助

手順1:マイナンバーカードの準備

まだ持っていない場合

マイナンバーカードの申請から受け取りまで1〜2ヶ月かかります。確定申告の時期(2〜3月)に間に合わせるには、遅くとも12月中に申請してください。

申請方法:

  • オンライン申請(スマホで顔写真を撮って送信)
  • 郵送申請(交付申請書を郵送)
  • 市区町村の窓口

すでに持っている場合

以下を確認してください:

  • 署名用電子証明書の有効期限 — 発行から5年で失効(市区町村で更新)
  • 暗証番号 — 署名用パスワード(6〜16桁の英数字)と利用者証明用パスワード(4桁の数字)

暗証番号を忘れた場合は、市区町村の窓口で再設定できます。


手順2:利用者識別番号の取得

e-Taxを初めて使う場合、利用者識別番号(16桁の番号)が必要です。

取得方法(最短5分)

  1. e-Tax公式サイトにアクセス
  2. 「開始届出書の作成・提出」を選択
  3. マイナンバーカードで認証
  4. 基本情報(氏名・住所・生年月日)を入力
  5. 利用者識別番号が発行される

会計ソフトから直接e-Taxに接続する場合、この手順を会計ソフトのガイドに沿って行えるため、e-Taxのサイトを直接操作する必要がないケースもあります。


手順3:会計ソフトで申告書を作成

会計ソフトのe-Tax連携

主要な会計ソフトはすべてe-Tax連携に対応しています。

会計ソフトe-Tax連携方法特徴
freeefreeeの画面からそのまま送信スマホだけで完結可能
やよい「確定申告e-Taxオンライン」経由PCブラウザで送信
マネーフォワードMFの画面からそのまま送信PCブラウザで送信

会計ソフトなしの場合

国税庁の「確定申告書等作成コーナー」で手動入力することも可能ですが、以下の理由から会計ソフトの利用を推奨します:

  • 複式簿記の帳簿を手作業で作成する必要がある
  • 入力ミスの検知機能がない
  • 銀行・クレジットカードの自動連携が使えない

手順4:申告書の最終チェック

e-Taxで送信する前に、以下の項目を必ず確認してください。

チェックリスト

  • 収入金額 — Stripe・AdSense等の年間入金と一致しているか
  • 経費 — サーバー代・API代・機材費の計上漏れがないか
  • 青色申告特別控除 — 65万円が適用されているか(e-Tax + 複式簿記の場合)
  • ふるさと納税 — 寄附金控除の記入を忘れていないか
  • 住民税の徴収方法 — 「自分で納付(普通徴収)」になっているか
  • 還付先口座 — 正しい口座が登録されているか

手順5:e-Taxで送信

会計ソフトから送信する場合

  1. 会計ソフトの「確定申告」→「e-Taxで提出」を選択
  2. マイナンバーカードをスマホ / ICカードリーダーで読み取り
  3. 署名用パスワード(6〜16桁)を入力
  4. 送信ボタンを押す
  5. 受信通知を確認 — 「正常に受け付けました」のメッセージが表示されれば完了

送信後にやること

  • 受信通知のスクリーンショットを保存(提出の証拠)
  • 帳簿データのバックアップ(会計ソフトからエクスポート。税務調査に備えて7年間保存)
  • 還付金がある場合は、1〜2ヶ月後に指定口座に振り込まれる

e-Taxのメリット(紙の申告との比較)

e-Tax紙の申告
青色申告特別控除65万円55万円
提出方法自宅からオンライン税務署に持参 or 郵送
受付時間24時間(メンテナンス時間を除く)税務署の開庁時間のみ
添付書類省略可能(医療費の領収書等)原本の添付が必要
還付金の振込約3週間約1〜2ヶ月

65万円控除と55万円控除の差: 控除額の差は10万円。所得税率20%で2万円、住民税10%で1万円、合計年間約3万円の差になります。e-Tax対応の手間を考えれば、十分に見合う金額です。


会計ソフトの選び方(e-Tax対応の観点)

freee会計 — スマホだけでe-Tax申告が完結。Stripe自動連携も

やよいの青色申告 オンライン — 初年度無料でe-Tax申告を体験

マネーフォワード クラウド確定申告 — 複数口座の一元管理 + e-Tax送信


まとめ

  1. マイナンバーカードを準備(未取得なら12月中に申請)
  2. 利用者識別番号を取得(初回のみ、5分で完了)
  3. 会計ソフトで帳簿をつけて申告書を作成
  4. チェックリストで最終確認(住民税の普通徴収を忘れずに)
  5. e-Taxで送信(マイナンバーカードで認証して送信)

e-Taxでの申告は、初回の環境構築さえ済ませれば2年目以降はスムーズです。会計ソフトを使えば、帳簿付けから申告書の作成・送信まで一つのツールで完結します。

免責事項: 本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の税務アドバイスを提供するものではありません。e-Taxの操作画面やフローは変更される場合があります。最新の情報は国税庁のウェブサイトおよび各会計ソフトのヘルプをご確認ください。

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